2015年10月25日日曜日

テトロミノをつくるパズルあれこれ(Puzzle to make Tetorominoes)

テトロミノは正方形4つを辺同士で接着させた形で、全部で5種類ある。

テトリスで落ちてくる形、と言ったほうがピンと来る人もいるかもしれない。

今回はこれら全5種類を同時につくることを目的としたパズルを整理、紹介しようと思う。

なお、テトロミノ全5種類を1種類ずつつくっていくパズルは、

Hinged Dissections of Polyominoes」や「折ってポリオミノ」など、

既にこのブログの中でいくつか紹介している。





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■「テトロミノをつくろう」

葉樹林日記の2006年8月9日に掲載されているパズル。作は岩瀬氏。原案は
Kohfuh氏。

色のついた2×2の正方形ピース9つを、原案は2×3の長方形ピース6つを、

6×6の正方形に並べてテトロミノ5種類が現われるようにするパズルである。

岩瀬氏のピース構成はユニーク解でないようだが、

解析をしたら、2×2の正方形ピース9つでユニーク解になるピース構成を1つ見つけることができた。

■「Tetro-Billes」

2015 Puzzle Design Competitionにエントリーされたパズル。作はFrederic Boucher氏。

2色に分かれたテトロミノピース5種類を並べて、同じ色でテトロミノ5種類が現われるようにするパズルである。

並べ方に指定がない分、難易度は高い。

本家は全2解とあるが、ユニーク解だと思われるピース構成も見つけることができた。

あえて2解のものを選んだのだろうか。

■「MT5T (Make the 5 Tetrominoes)」

2011 Puzzle Design CompetitionでJury First Prizeを受賞したパズル。作はMINE氏。

でこぼこした4ピースを並べて、テトロミノ5種類の穴をつくるパズルである。

ありそうでなかった、(実は)新機軸のパズル。

あまりに詳細を書くとパズルの面白さを損ねてしまうので、このくらいで。

詳細は本人のブログをどうぞ。(といっても肝心の部分はもちろんぼかしてある)


■橋本氏のパッキングパズル

ブログ「Create the Labyrinth」の作者、橋本氏がFacebook上で2015年4月19日に公開したパズル。

一般公開はされていないので詳細は書けない。自分の備忘録ということで許していただきたい。



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