2013年12月21日土曜日

筒包み(つつつつみ)


課題a.円周4、高さ5の円筒を、テトロミノ全種(5種類)で覆う
課題b.円周5、高さ4の円筒を、テトロミノ全種(5種類)で覆う
どちらかは解なし、どちらかは11解。



テトロミノ全種で長方形(4×5)をつくることができれば、それを曲げることで円筒を覆うことが出来る。しかし、実際にはテトロミノ全種で長方形をつくることはできない。そのため長方形以外の形をつくって覆うことになる。実質は場合分けのある敷き詰めパズルであるので、紙面上で解けば混乱なく解ける。実際に手で解くと少し戸惑うが、それでも簡単である。

円筒に曲げるアイデアは、東洋グラスパズル「カットパイーン」でも見られることを思い出した。カットパイーンは有向性ペントミノ(ペントミノを一方向につぶした形)を円筒形に収めるパズルである。難易度は桁違いに高い。間の難易度のものがほしいものである。

~2017/5/5追記~

「カットパイーン」の易しい問題を作ってみた。有向性テトロミノを使い、ユニーク解になるようにデザインした。テトロミノ5ピースのみを使う場合、ほかにユニーク解になる駒組みはないと思われる。



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